- 投稿日:2026.04.13
- 最終更新日:2026.05.01
Merveille Column


自社ブランドのシャンプーを作りたいと考えても、どのように進めればよいのか、費用や手続きの流れが分からず悩む方も多いでしょう。OEM(受託製造)を活用すれば、専門メーカーの技術と設備を利用しながら、品質の高いオリジナルシャンプーを効率的に開発できます。
当記事では、OEM製造にかかる費用の目安や製造の流れ、メリット、またメーカー選びのポイントなどを詳しく解説します。これからブランド立ち上げを検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1. シャンプーOEMにかかる費用の目安・内訳
シャンプーのOEM製造を検討する際は、費用の構成とおおよその目安を把握しておくことが大切です。主な内訳には、試作費、容器費、バルク(中身)、デザイン費、箱や梱包費、輸送費が含まれます。容器はボトルの形状や容量によって価格が変わり、ポンプ式はコストが上がる傾向にありますが、使いやすさから消費者の支持を得やすい形状です。
バルクは使用する原料や製造技術によって単価が異なり、オーガニック素材や香料の種類によっても費用が変動します。デザインを外部に依頼する場合は別途費用が発生し、自社で作成したデザインを持ち込むことでコストを抑えられます。また、ロット数が増えるほど単価は下がるため、企画段階で生産数量とブランドの方向性を明確にすることが、費用を最適化する上で重要です。
2. オリジナルシャンプーをOEMで製造・販売するメリット
オリジナルシャンプーをOEMで製造・販売する方法には、企業の負担を軽減しながら品質と効率を両立できる多くの利点があります。
■ 初期費用を抑えられる
自社で工場を設ける必要がないため、設備投資や人件費を大幅に削減できます。製造許可の取得も不要で、限られた資金を商品企画や販売促進に充てられます。
■ 理想に近い商品を作りやすい
各メーカーが得意とする処方や技術を生かすことで、ブランドのコンセプトに沿った製品開発を実現できます。たとえば、自然由来成分を重視した処方や香りにこだわった提案を受けながら、目的に合った商品づくりを進められます。
■ 品質と法令対応の安心感がある
OEMメーカーは薬機法に準拠した製造体制を整えており、適切な品質管理のもとで製造を行っています。専門的な知見を活用することで、安全性に配慮した商品を安定的に供給できます。
3. シャンプーのOEM製造を行う場合の具体的な流れ
シャンプーのOEM製造を進める際は、メーカーとの打ち合わせから試作、デザイン決定、薬機法関連の確認、本製造・検査までを段階的に行うことが重要です。ここでは、製造から納品までの主な流れを順に説明します。
3-1. OEMメーカーへの問い合わせと打ち合わせ
シャンプーのOEM製造を始める際は、まず自社の理想とする商品像を明確にし、メーカーに相談するところからスタートします。最初の打ち合わせでは、コンセプトやターゲット層、販売予定価格、容器デザイン、希望納期、予算などを共有し、実現可能性を確認します。
企画段階で美容成分や香り、仕上がりの質感といった要素をメーカーとすり合わせることで、後の試作工程がスムーズに進みます。早い段階でOEMメーカーへ相談することで、薬機法上の制約や処方の技術的課題についても的確なアドバイスを受けられます。
3-2. 試作品(バルク)の開発と評価
打ち合わせで固めた内容をもとに、OEMメーカーが中身(バルク)の試作品を開発します。発注者はサンプルを実際に使用し、泡立ちや香り、テクスチャ、すすぎやすさなどを細かく確認します。試作段階では、処方の安定性や原料コスト、保存性なども総合的に評価し、必要に応じて複数回の改良を重ねます。
メーカーとの協議を通じて品質とコストのバランスを整えながら、ブランドコンセプトに最も適した使用感を実現していきます。試作の精度が最終製品の完成度を左右するため、この工程には十分な時間と確認が求められます。
3-3. 製品仕様(中身・容器・デザイン)の決定
試作品に納得できたら、バルクの処方を最終決定します。同時に、容器やラベル、化粧箱などのパッケージデザインも確定させます。ボトルの形状・色・材質、ラベルデザイン、印刷方法などを検討し、ブランドの世界観やターゲット層に合った外観を整えることが大切です。
ラベルに記載する成分表示や注意事項などは薬機法に基づき正確に表記する必要があるため、OEMメーカーの薬事担当と確認を重ねながら進めます。最終仕様が固まった段階で、契約や正式な発注へと移行します。
3-4. 薬機法(薬事)関連の手続きと各種試験
製品を市場に流通させるには、薬機法に基づく届出や安全性試験を適切に行う必要があります。OEMメーカーは、配合成分や表示内容が法規制に準拠しているかを確認し、必要に応じて行政への届出を実施します。並行して、パッチテストや刺激性試験、安定性試験などを行い、品質が時間経過や環境変化で劣化しないかを検証します。
効能を訴求する場合は、客観的な評価データの取得も求められます。法令遵守と安全性の確保は、ブランドの信頼性を高める上で欠かせない工程です。
3-5. 本製造・品質検査を経て納品
すべての仕様と法的手続きが完了した後、OEMメーカーが正式な製造を開始します。原料や資材を手配し、バルクの充填・包装を経て製品が完成します。製造の各工程では、メーカーが定める品質管理基準に基づき、原料受け入れから最終検査まで厳密な品質チェックを実施します。
最終検査に合格した製品のみが出荷され、指定の納品先へ届けられます。納品後は、発注者側でも数量や外観、仕様を確認し、問題がなければ検収となります。
4. シャンプーOEMメーカーの失敗しない選び方のポイント
シャンプーのOEM製造を成功させるためには、メーカー選びが重要です。ここでは、開発実績や品質管理体制、提案力やサポート、ロット数や費用のバランスといった選定時のポイントを解説します。
4-1. 開発実績と品質・安全体制
OEMメーカーを選ぶ際は、シャンプーやトリートメントなどヘアケア製品の開発実績があるかを確認することが重要です。過去にどのようなブランドを手掛けてきたか、得意とする処方分野(アミノ酸系、オーガニック系、サロン専売品など)を把握しておきましょう。実績のあるメーカーは、これまでの開発経験をもとに柔軟な提案や高い再現性を発揮できます。
また、安全性と品質を確保するための体制も必ず確認すべきポイントです。ISO9001やISO22716(化粧品GMP)認証を取得しているか、衛生環境や検査体制が整っているかをチェックすると安心です。
4-2. 企画提案力とサポート体制
OEMメーカーを選ぶ際は、製造技術だけでなく「どこまで寄り添ってくれるか」という提案力とサポート体制を重視しましょう。自社の漠然としたイメージを具体的な製品に落とし込める企画力があるか、最新の市場動向を踏まえた処方やデザインの提案ができるかがポイントです。
薬機法に基づく成分表示や届出、海外展開を見据えた規制対応まで支援してもらえる体制があると安心です。さらに、販売後の改良提案やトラブル対応など、アフターサポートが充実しているメーカーであれば、長期的なパートナーとして信頼できます。
4-3. 最小ロット数と費用のバランス
OEMメーカーを選定する際は、自社の事業規模や販売計画に合った最小ロット数で発注できるかを確認しましょう。小ロット対応が可能なメーカーであっても、ロット数によって単価やコスト構成は大きく変動します。初期費用、バルク代、容器代、デザイン費などの内訳を明確に提示してくれるメーカーを選ぶことが大切です。
また、価格設定が透明で、数量に応じた段階的な見積もりを出してもらえると、コスト管理や将来的な増産計画を立てやすくなります。無理のないロット数と適正な費用バランスを見極めることで、リスクを抑えた安定的なブランド運営が可能になります。
まとめ
シャンプーのOEM製造は、費用構成を理解し、信頼できるメーカーと連携することが成功のポイントです。試作費・容器費・バルク費用などの内訳を把握し、事業規模に合った最小ロット数とコストのバランスを取ることが重要です。製造の流れは、打ち合わせから試作、デザイン決定、薬機法対応、本製造・納品まで段階的に進行します。
メーカー選びでは、ヘアケア製品の開発実績や品質管理体制、薬機法に精通したサポート、提案力、価格設定の透明性を重視しましょう。信頼できるOEMパートナーと協力することで、ブランドの方向性に沿った高品質なオリジナルシャンプーを効率的に実現できます。
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